2026/09/06 20:20

結婚式ムービーを自作する場合、「挙式日までに完成すれば大丈夫」と考えていませんか?

実際には、ムービーが完成してからも、DVD化や著作権申請、式場への提出、会場での再生確認が必要になる場合があります。

つまり、目標にするべき日は挙式当日ではなく「式場への提出日」です。

写真や曲がすぐに決まらなかったり、完成後に修正が必要になったりすることも考えると、結婚式ムービーは挙式の約2か月前から準備を始めるのがおすすめです。

この記事では、曲決め → ISUM申請 → 写真集め → ムービー編集 → DVD化 → 式場提出 という流れを、挙式日から逆算してご紹介します。

「まだ時間がある」と思っている方も、現在の時期と照らし合わせながら確認してみてください。


■ 結論|結婚式ムービーは挙式2か月前から始めましょう

余裕を持って準備したい場合は、挙式の約8週間前から始めるのがおすすめです。

● 挙式まで8週間以上
余裕を持って進められる時期です。今からテンプレートと曲を決め、写真集めを始めましょう。

● 挙式まで4〜7週間
そろそろ準備を始めたい時期です。曲決めと写真集めを同時に進める必要があります。

● 挙式まで2〜3週間
かなり急いで進める必要があります。まず式場の提出期限を確認し、DVD化やISUM申請の外注も検討しましょう。

● 挙式まで2週間未満
通常のスケジュールでは間に合わない可能性があります。今日中に式場へ提出期限と必要な形式を確認し、対応方法をご相談ください。

式場によって提出期限や確認方法は異なります。最初に「いつまでに、どのような形式で提出すればよいか」を確認することが大切です。


■ 最初に式場へ確認すること

ムービー作りを始める前に、次の項目を式場の担当者様へ確認しましょう。

・ムービーの提出期限
・DVD、Blu-ray、USB、動画データのどれで提出するか
・画面比率は16:9と4:3のどちらか
・本編前後に黒い画面が必要か
・セーフティーゾーンの指定
・ムービーの推奨時間
・会場での事前再生確認が必要か
・市販楽曲を使用する場合の申請方法
・ISUM許諾証明書の提出方法

この確認が遅れると、ムービー完成後に画面比率や黒い画面を修正したり、DVDを作り直したりする可能性があります。

分からないことが多い方は、購入前によくある質問もご確認ください。



■ 挙式日から逆算するムービー準備カレンダー

ここからは、挙式8週間前から準備を始める場合のスケジュールをご紹介します。

曲決めとISUM申請、写真集めは、完全に一つずつ終わらせる必要はありません。時間がかかる可能性があるため、できるところから同時に進めるのがポイントです。


■ 挙式8週間前|式場確認・テンプレート選び・曲の候補決め

この時期に行うことは、ムービー作りの土台を決めることです。

● やること
・式場への提出期限を確認する
・画面比率や提出形式を確認する
・作成するムービーの種類を決める
・使用するテンプレートを選ぶ
・Canva・PowerPoint・Keynoteから編集方法を選ぶ
・使用したい曲の候補を出す

テンプレートを先に決めると、必要な写真枚数やムービーの長さを把握できます。「写真がすべて集まってからテンプレートを探そう」と考えると、準備の開始が遅くなりやすいため注意しましょう。

使用する端末に合った編集方法を選び、実際のサンプルムービーを見ながらデザインを決めるのがおすすめです。



■ 挙式8〜7週間前|使用する曲を決めてISUMを確認する

結婚式ムービーに市販楽曲を収録する場合は、著作権と著作隣接権に関する手続きが必要です。曲が決まったら、ISUM楽曲データベースで申請可能な楽曲か確認しましょう。

● やること
・ムービーに使用する曲を決定する
・ISUM楽曲データベースで検索する
・CD音源と配信音源のどちらを使用するか確認する
・アルバム名や規格番号を確認する
・式場またはISUM登録事業者へ申請方法を確認する

同じ曲でも、CDと配信音源では登録内容が異なる場合があります。曲名とアーティスト名だけでなく、使用する音源のアルバム名や規格番号まで確認してください。

使用したい曲がISUMに登録されていない場合は、楽曲リクエストが必要です。リクエストした曲が必ず登録されるとは限らず、許諾確認に1か月以上かかる場合もあります。

そのため、曲決めは後回しにせず、ムービー作りの最初に進めることが大切です。




■ 挙式8〜6週間前|写真を集める

曲の確認と同時に、ムービーへ使用する写真を集めます。

特にプロフィールムービーは、新郎新婦それぞれの幼少期から現在までの写真が必要です。実家にあるアルバムから写真を探したり、家族や友人から送ってもらったりする場合は、想像以上に時間がかかることがあります。

● やること
・必要な写真枚数を確認する
・新郎の幼少期から現在までの写真を集める
・新婦の幼少期から現在までの写真を集める
・ふたりの出会いから現在までの写真を集める
・家族や友人へ写真提供をお願いする
・紙の写真をスマホで撮影またはスキャンする
・使用する写真を時系列に整理する

家族へ写真探しをお願いする場合は、「いつまでに欲しいか」も一緒に伝えましょう。ただ「写真を探しておいて」とお願いすると、なかなか集まらず、編集を始められないことがあります。


■ 挙式6〜5週間前|写真を選び、コメントを作る

写真が集まったら、実際に使用するものを選びます。プロフィールムービーの場合は、次のように分けて整理するとスムーズです。

・新郎パート
・新婦パート
・ふたりパート

写真を選びながら、それぞれに入れるコメントも作成しましょう。

● コメント作成のポイント
・一文を長くしすぎない
・写真を見れば分かることだけを書かない
・当時のエピソードや気持ちを入れる
・内輪にしか分からない表現を増やしすぎない
・句読点や忌み言葉について式場の方針を確認する

最初から完璧な文章を考える必要はありません。まずは写真ごとに短いメモを書き、編集しながら整えると進めやすくなります。


■ 挙式5〜4週間前|テンプレートの編集を始める

写真とコメントがある程度そろったら、テンプレートへ入れていきます。すべての素材が完璧にそろうまで待つ必要はありません。準備できたパートから編集を始めましょう。

● やること
・写真をテンプレートへ挿入する
・サンプルの文字をふたりの内容へ変更する
・写真の位置やトリミングを調整する
・文字の大きさや改行を確認する
・必要に応じてスライドを追加・削除する
・使用する曲とムービーの長さを合わせる

インプレスウェディングのテンプレートは、基本的に写真と文字を入れ替えることで作成できます。Canva版・PowerPoint版・Keynote版をご用意しているため、普段使用している端末やアプリに合ったものをお選びください。

この段階でまだテンプレートを選んでいない場合は、すぐにデザインを決めて編集を始めましょう。



■ 挙式4〜3週間前|ムービーを書き出して、ふたりで確認する

編集が完了したら、一度動画データとして書き出します。編集画面だけで確認するのではなく、完成した動画を最初から最後まで再生してください。

● 確認すること
・写真の順番に間違いがないか
・名前や日付に誤りがないか
・コメントに誤字脱字がないか
・文字を読む時間が十分にあるか
・写真の顔が見切れていないか
・音楽と映像がずれていないか
・ムービーの長さが式場の指定内か
・本編前後に必要な黒い画面が入っているか

できれば、新郎新婦それぞれが別々に確認しましょう。同じ画面を長時間見ていると、小さな間違いに気づきにくくなります。

家族や友人の名前を掲載する場合は、本人や家族にも確認してもらうと安心です。この時点で最終版に近い状態まで仕上げておくのが理想です。


■ 挙式3〜2週間前|ISUM申請・DVD化を完了する

ムービーの内容が確定したら、ISUM申請とDVD化を進めます。

市販楽曲を使用する場合は、ISUM登録事業者を通じて申請し、許諾証明書を用意します。

また、式場からDVDでの提出を指定されている場合は、動画データをDVD-Video形式で書き込む必要があります。MP4などの動画ファイルをDVDへコピーしただけでは、式場のDVDプレーヤーで再生できない可能性があります。

● やること
・ISUM申請を完了する
・許諾証明書を受け取る
・完成した動画をDVD-Video形式にする
・DVDを家庭用プレーヤーで確認する
・予備の動画データを保管する

ISUM申請やDVD作成を外部へ依頼する場合は、確認や郵送に必要な日数も考慮しましょう。ここで問題が見つかると、映像の修正やDVDの作り直しが必要になります。

挙式直前ではなく、遅くとも2週間前には準備を終えられるように進めてください。



■ 挙式2〜1週間前|式場へ提出して再生確認する

完成したDVDや動画データ、ISUM許諾証明書を式場へ提出します。可能であれば、実際に結婚式当日に使用する機器で再生確認を行いましょう。

● 式場で確認すること
・DVDや動画データを正常に読み込めるか
・最初から最後まで止まらず再生できるか
・スクリーン上で文字や写真が見切れていないか
・映像と音声にずれがないか
・音量に問題がないか
・ムービー終了後の入場タイミングに問題がないか

自宅のパソコンやDVDプレーヤーで再生できても、式場の機器では正常に再生できない場合があります。この段階で不具合が見つかっても修正できるよう、挙式まで最低でも1週間程度の余裕を残しておきましょう。


■ 挙式1週間前|修正ではなく、最終確認の期間にする

挙式1週間前は、ムービーを一から編集する期間ではありません。式場での再生確認で問題が見つかった場合に、最終調整を行うための予備期間です。

● 最後に確認すること
・式場への提出が完了している
・ISUM許諾証明書を提出している
・式場で再生確認が完了している
・修正版と旧版を間違えないよう整理している
・動画データのバックアップがある
・予備のDVDやデータがある

この時期には、席次表や引き出物、当日の進行確認など、ムービー以外の準備も重なります。直前の負担を減らすためにも、ムービー編集は3週間前までに終わらせることを目標にしましょう。


■ 今の時期から間に合う?残り期間別の進め方

● 挙式まで2か月以上ある方
今から始めれば、余裕を持って進められます。

まずはテンプレートと使用する曲を決め、家族へ写真探しをお願いしましょう。まだ時間がある今のうちに始めることで、写真やコメントを納得いくまで選べます。

● 挙式まで1か月程度の方
「まだ1か月ある」ではなく、「編集に使えるのは実質2週間程度」と考えましょう。挙式の1〜2週間前には式場提出が必要になる可能性があるためです。

今日中に次の3つを進めるのがおすすめです。

1.式場へ提出期限と形式を確認する
2.テンプレートを決める
3.使用する曲と写真集めを始める

DVD化やISUM申請は外注も活用し、編集に使える時間を確保しましょう。

● 挙式まで2〜3週間の方
かなり急いで進める必要があります。まずは式場へ連絡し、正確な提出期限を確認してください。そのうえで、

・写真枚数の少ないテンプレートを選ぶ
・写真とコメントをふたりで分担する
・市販楽曲を使う場合はすぐ申請可能か確認する
・DVD化は代行サービスを利用する
・完成したパートから順番に確認する

など、作業を同時進行で進めましょう。編集の時間が取れない場合は、次にご紹介する作成代行もご検討ください。

● 挙式まで2週間を切っている方
提出期限を過ぎている可能性もあるため、今日中の確認が必要です。

式場へ相談し、動画データでの提出が可能か、DVDの提出を待ってもらえるか確認してください。間に合うか分からない状態で準備を続けるよりも、先に期限と必要な工程を整理することが大切です。

編集の時間が取れない場合は、素材の提出から3〜5日程度で仮完成品をお届けする作成代行もご利用いただけます。

購入前に不安なことがある場合は、LINEからご相談ください。


■ 時間が取れない場合は「作成代行」という方法もあります

ここまでのスケジュールをご覧になって、「写真集めから編集まで自分たちでやる時間がない」と感じた方もいるかもしれません。

結婚式の準備は、ムービー以外にもやることがたくさんあります。仕事や引っ越しと重なる時期であれば、なおさらです。

インプレスウェディングでは、テンプレートと同じデザインでムービーを作成する「作成代行」も承っています。

● ご用意いただくもの
お写真とコメントだけです。編集作業は必要ありません。

● 制作の流れ
1.ご注文後、発注説明書と素材提出用のフォルダをメールでお送りします
2.指定のクラウドへ素材を保存いただきます
3.3〜5日程度で仮完成品をお届けします
4.修正のご希望に対応します
5.MP4データ、ご希望に応じてDVDで納品します

● 料金
プロフィールムービーは15,000円から、オープニングムービーは13,000円からご用意しています。デザインによって料金が異なります。

納品はMP4データであれば追加料金はかかりません。DVDでの納品をご希望の場合は、2,000円が追加になります。

● 自作と作成代行、どちらを選ぶ?
自作の場合、この記事のスケジュールどおり2か月ほどの余裕が必要です。

一方、作成代行なら「写真を選んでコメントを考える」ところまでで、あとはお任せいただけます。素材が揃っていれば3〜5日程度で仮完成品をお送りできるため、挙式まで日数が少ない方にも対応できます。

・自分たちの手で作りたい、費用を抑えたい → テンプレートを自作
・時間が取れない、確実に間に合わせたい → 作成代行

なお、作成代行でも市販楽曲を使用する場合はISUM申請が必要です。申請が必要な楽曲数をお知らせいただければ、あわせて対応いたします。



■ 自分で行うのが難しい工程は代行サービスを活用しましょう

結婚式ムービーの編集はテンプレートで効率化できますが、ISUM申請やDVD化には別の手続きや作業が必要です。インプレスウェディングでは、ムービー完成後の準備もサポートしています。

● ISUM申請代行
市販楽曲を結婚式ムービーへ使用する場合に必要な、著作権と著作隣接権の申請を代行します。1曲あたり4,200円でお申し込みいただけます。


● DVD化サービス
完成した動画データを、結婚式場で上映するためのDVDにして郵送します。インプレスウェディングのテンプレートをご利用の場合は、編集データに心配な点がないか最終確認も行います。



■ まとめ|挙式日ではなく式場提出日から逆算しましょう

結婚式ムービーは、映像を編集して完成ではありません。曲決め、ISUM申請、写真集め、編集、DVD化、式場への提出、再生確認まで含めてスケジュールを考える必要があります。

余裕を持って進める場合は、挙式の約8週間前から始めるのがおすすめです。

・挙式8週間前:式場確認・テンプレート選び・曲決め
・挙式8〜6週間前:ISUM確認・写真集め
・挙式6〜4週間前:写真選び・コメント作成・編集
・挙式4〜3週間前:動画の書き出し・内容確認
・挙式3〜2週間前:ISUM申請・DVD化
・挙式2〜1週間前:式場提出・再生確認
・挙式1週間前:修正に備えた予備期間

挙式まで1か月の場合、実際に編集へ使える時間は約2週間しかない可能性があります。

「もう少し写真が集まってから」と待つのではなく、まずはテンプレートを決め、準備できたところから編集を始めましょう。

編集の時間がどうしても取れない場合は、作成代行という選択肢もあります。




ご購入前に迷われた場合や、挙式までに間に合うか不安な場合は、LINEからお気軽にご相談ください。

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